2月5日に書いた記事の急須がこちら。
プレスにハマる一方で、ずっと気になりながらこの子を比較の対象として使ってきた。
デザインで、味で、そしていかにも「コーヒー淹れる」というその気分を盛り上げてくれるプレスは私には今や必需品となりつつある。
でも、そのそばでこの子がいつも地味にその存在感をアピールし続けて、その微かな呼び声を無視することができなくて・・
プレスの合間に、焼き物の温かみを感じながら”急須で淹れる”コーヒー・・
”角が取れた”という表現が近いのか、舌の上でトロントロンと転がるようなまろやかさはプレスとは明らかに異なる。その感覚は小さいころ道路に落ちていた水銀を棒で突いた時の、あの何とも表現しようのない丸みを帯びた柔らかさを彷彿とさせる。
数を重ねるにつれて、いつの間にかこの急須で淹れた丸みのあるコーヒーの味の魅力に惹きつけられつつある今日この頃。
ガラスという材質の中で抽出されるのと、一体何がどう異なってこの緩い味わいになるのか、私には皆目分からない。逆に日本茶をガラスの急須で淹れたらどうなるのかと飲み比べてみたくもなる。
惜しむらくは、茶葉の茶こしとして急須本体に開けられている穴が(粗挽きにしても)コーヒーの粉には少々大きくて、どうしてもカップに注ぐ時に茶こしを必要とすること。
せっかくこの急須で淹れるならば、できれば金属の茶こしは使わずに味わいたい。コーヒー用としてもう少し穴の小さい物ができたら多分、急須コーヒー愛用家になりそうな気がする。
表参道は
茶茶の間のオーナー、ヨシ君の
オリジナル。
ネットショップでも購入できるけれど、
凝縮された日本茶の旨味に今さらながらハッと目を覚まされ
手作りのスィーツに悶絶し
ヨシ君の日本茶への熱い想いを感じながら
大好きなこのお店を訪れて五感で楽しんでみていただきたい。
(先日、以前の日記を読まれてこちらを訪れたリリーズのお客様から感激のメールをいただきました)